こんにちは!ラビです。
仕事や趣味でデザインを使う場面って意外とあると思いますが、基本をしっかり勉強する機会ってなかなかないですよね。
- デザインを覚えたいけど難しそう
- デザイン技術本はよく分からない
- これからデザインの仕事をしたい
ご安心を。
今日は、そんなあなたにピッタリな本をご紹介したいと思います。
デザインの基本が楽しく学べる!一家に一冊は置いておきたい「なるほどデザイン」
「デザイン=楽しい」がコンセプトの、
目で見て楽しむタイプのデザインの本です。
著者の筒井美希さんは5美術大学である武蔵野美大卒で、書籍からWEBデザインまで手がけておられる現役のデザイナーさん。
自分も駆け出しデザイナーの頃から色んな本を読んできましたが、内容がまとまっていてかなり分かりやすかったです。
もちろん本書は楽しいだけでなく、デザインする時の原則が学べる教科書として一級品。
実際に自分がデザインを考えながら、本の公式に沿って謎を解いていく感じの実践構成なので
うーん、面白い。
なぜこの配置だと良く見えるのか?
どういう流れでデザインしたらまとまりやすいのか?といった基本的な部分がイラストなどを用いて解説されているので、デザイナーはもちろん仕事で使わない方でも面白く読める本になっています。
本の目次
約300ページ足らずで構成されている本の主なチャプターは以下の3つ。
- Chapter1 編集×デザイン
- Chapter2 デザイナーの7つ道具
- Chapter3 デザインの素
※実際は上記のチャプター内で小見出しに分かれています。
全体を通し、先輩デザイナーに教えを受けているような感じで読んでいけるので、実務でないと分からない部分もつかめたりします。
チャプターごとの簡単な解説
Chapter1
Chapter1では、ラフ画から骨組みを考えデザインをまとめていく基本フローチャート的な内容が記載されています。
雑誌のページデザインが題材になっているんですが、タイトルは頭にまとめて〜とか写真の配置は点数に合わせて調整して〜など、意味のあるデザインを作る実践ができます。
あと、ご飯もの雑誌なので写真の食べ物が美味しそう。お腹が減ります。
本書を読む前にあらかじめパンなど小腹を満たすものは用意しておきましょう。
Chapter2
Chapter2では、デザインする人の心構え的な部分について触れています。伝えたいイメージを決める基準やデザイン作成に必要な連想力など、端的ですがデザイナーに必要なスキルがここに詰まっています。
個人的には一番重要なチャプター。何度も見返して実践すると良いデザイナー脳が身につくかも?
Chapter3
最後のChapter3は主に技術的な部分について書かれています。
例えば文字の組み方はどうすると良いか?とか、
らしさを作るフォントや色の選び方とか。
イメージを使いつつ色や構成が与える心理的な印象も書かれていて、直感的に理解しやすかったです。
まとめ
いかがでしたか?
デザイン本というのは数あれど、意外と良書の見分け方が難しかったりします。
専門技術だし、見た目の部分では人によって好みが分かれたりするので、正解見つけるのも難しいですし。
ただ、今回のような基礎の部分に触れることができ、さらに読みやすくて楽しい勉強本はなかなか無いので、手元に置いといて損はない本だと思います。
駆け出しデザイナーの方や職業デザイナーでない方もTwitter、YouTubeのヘッダー画像やプロフィールアイコンなど、これを機会にデザインの参考にしてみるのも良いかもしれませんね。
ちなみに本書のどこかに私の仲間(笑)ラビットが載ってますので、本を手に取ったら探してみてください。
それではまた!