こんにちは!ラビです。
webデザインにとどまらず、web広告やアフィリエイト、SNS運用など、さまざまな場面でバナー制作技術は役立ちます。
でもデザイナーじゃないのにバナー制作できるかな?
教えてくれる人がいないからできれば独学で、、、
なんてお悩みを抱えてる方に、現役webデザイナーの私がバナー制作を独学で学ぶロードマップを紹介したいと思います!
バナー制作の基本
まずはそもそもバナー制作とは、ビジネスのプロモーションやイベントの告知など、さまざまな目的で活用されます。
魅力的なバナーは、視覚に訴えかけ、情報を効果的に伝えることができるため、各所で重要なツールとして使われます。
この章では、バナー制作の基本を学び、効果的なデザインを作成するための原則について説明します。
バナーの目的と役割
バナーは、商品の宣伝、イベントの案内、ウェブサイトのビジュアルなど、特定のメッセージをいろんな人に伝えるため使用されます。その目的に応じて、デザインや内容が異なりますが、常に目を引くことが求められるんですね。
デザインの基本原則
ちなみにデザインには特定の要素を軸とする原則が存在します。
それが以下の4つ。
- コントラスト – 色彩やフォントサイズ、形状を使って、要素間の差異を強調します。これにより、視覚的に興味を引き、情報を際立たせることができます。
- 整列 – 要素を適切に配置することで、バナー全体の統一感を保ち、見やすくします。整列はバナーのプロフェッショナルな印象を与える要素です。
- 繰り返し – 一定のパターンやスタイルを繰り返すことで、一貫性と調和をもたらします。これにより、デザインが整理され、視聴者に安心感を提供します。
- 近接 – 関連するアイテムを物理的に近づけることで、その関連性を視覚的に示します。これは、情報のグルーピングにも役立ちます。
これらの原則を理解し、適切に適用することで、効果的で目を引くバナーを作成することが可能になります。
必要なツールとソフトウェア
さて、バナー制作には適切なツールとソフトウェアが必要です。
みなさんもよく聞くのが下記のツール。
プロフェッショナルなデザインソフトウェア
- Adobe Photoshop – 写真の編集や複雑なグラフィックデザインに適しています。レイヤー、ブラシ、フィルターなどの機能が豊富で、細かいディテールの調整が可能です。
- Adobe Illustrator – ロゴやイラストレーションの制作に特化したベクターベースのソフトウェアです。サイズを自由に変更できるグラフィックを作成でき、印刷物や大型バナーに適しています。
無料ツールの活用
- Canva – 初心者でも簡単にプロフェッショナルなデザインが作成できるウェブベースのツールです。テンプレートを利用して、迅速にデザインを完成させることができます。
- GIMP – Photoshopの無料代替品として広く知られており、多くの基本的な機能を備えています。バナー制作だけでなく、一般的な画像編集にも使用されます。
ざっくりとこの中から自分に合ったツールを選んで制作を開始しましょう。
デザインスキルの独学方法
バナー制作のスキルを独学で身に付けるためには、実践を通じた学習が重要です。
この章では、オンラインで利用できる学習リソースと、デザインスキルを磨くための実践的なアプローチについて紹介します。
オンラインで学習素材
- YouTube – 多くのデザイナーが自らのスキルやプロジェクトをシェアしているため、バナー制作に関するチュートリアルが豊富にあります。具体的な技術から、デザインのアイデアまで学ぶことができます。
- Udemy – プロのデザイナーによる有料・無料のコースが用意されており、初心者から上級者までレベルに合わせた学習が可能です。特定のソフトウェアの使い方から、デザインの理論まで幅広くカバーしています。
- Skillshare – クリエイティブなスキルを学ぶためのプラットフォームで、バナー制作に関する短期間のコースが多数あります。プロジェクトベースで学ぶことができるため、実践的なスキルが身につきます。
実践を通じた学習
- 模写:優れたデザインを模写することで、プロのデザイナーがどのような技術や配色を使用しているかを理解し、自身のスキルに取り入れることができます。
- プロジェクトの作成:実際に自分のバナーをデザインすることで、学んだことを実践に移し、問題解決能力を高めます。完成したバナーはポートフォリオに追加することができ、将来的に仕事を獲得する際のアピールポイントとなります。
デザインのスキルを独学で効率良く学ぶためには、これらのリソースを活用し、常に実践を繰り返すことが鍵となります。
実践!自分だけのバナーを作成しよう
理論とツールの知識を身につけたら、いよいよ実際に自分でバナーをデザインしてみましょう。
バナー制作のプロセス
- 目的の明確化:
- バナーを作成する目的をはっきりさせます。何を伝えたいのか、どのような行動を促したいのかを明確にすることがスタート地点です。ある意味ここが一番経験に左右される部分です。
- コンセプトの設計:
- メッセージに合ったビジュアルコンセプトを考えます。色、形、画像など、伝えたい内容と調和する要素を選びます。
- レイアウトの作成:
- 要素をどのように配置するかを決定します。視覚的階層を考慮し、最も重要なメッセージが最も目立つように配置します。
- デザインの実装:
- 実際にソフトウェアを使用してデザインを作成します。ここで、前章で学んだツールの技術が活用されます。
- フィードバック
- 独学とはいえ、やはり他人の意見を聞くことは重要です。
視点を変えることで、改善点が見えてくることがあります。
- 独学とはいえ、やはり他人の意見を聞くことは重要です。
- 最終確認:
- 全ての要素が正しく配置され、誤字脱字がないかを最終確認します。その後、必要なファイル形式で出力し、使用します。
初心者が陥りがちな間違いと、それを避けるコツ
- 過度の情報詰め込み:バナーに必要な情報だけを厳選し、シンプルな訴求メッセージを提供することが重要です。
- 一貫性を意識する:全体の色やフォント、スタイルが統一されていることを確認し、バナー全体の調和を保ちます。
- デザインの複雑化:シンプルなデザインが最も効果的なことが多いです。視聴者が一目で理解できるように、要素を最小限に抑えます。
バナー制作の応用とヒント
これまでに学んだ基本的なバナー制作のスキルをさらに発展させるために、応用テクニックと有用なヒントを提供します。これにより、より魅力的なバナーを作成することができます。
応用デザインテクニック
- レイヤー効果の使用:
- シャドウ、グロー、ベベルなどのレイヤー効果を活用して、テキストやイメージに深みと立体感を加えることができます。これは視覚的な引き付ける力を強化します。
- グラデーションとテクスチャ:
- 色のグラデーションや背景のテクスチャを使うことで、バナーに独特のスタイルや雰囲気を加えることができます。これにより、単調になりがちな背景が魅力的に変わります。
- アニメーションの導入:
- gifアニメーションを利用し、アニメーション要素を追加することで、更に注目を集めることができます。シンプルな動きでも、バナーのメッセージを際立たせる効果があります。
作ったバナーは展示できるようポートフォリオのススメ
- オンラインポートフォリオの構築:
- 自身の作品を展示するオンラインポートフォリオを作成し、潜在的なクライアントや雇用主にアピールします。BehanceやDribbbleなどのプラットフォームが有効です。
- ソーシャルメディアの活用:
- インスタグラム、Facebook、Twitterなど、SNSを利用して作品を公開し、フィードバックを受けることもできます。さらに多くのユーザーと接点を持つことができるので仕事につながるかも?
まとめ
バナー制作スキルの独学のメリット
- コスト効率:
- 学校や専門のコースに通うことなく、無料または低コストで多くのオンラインリソースを活用することができます。自分のペースで学ぶことができるため、時間と費用を節約できます。
- 自分のスケジュールに合わせた学習ができる:
- 自分のスケジュールに合わせて学習することができるため、日常生活や仕事と並行してスキルアップが可能です。自分の興味や必要に応じて学習内容をカスタマイズできます。
- 自由に研鑽できる:
- 独学では、様々なスタイルやテクニックを試す自由があります。これにより、自分だけの独特なデザインスタイルを開発することができます。
次のステップ
- 継続的な学習:
- デザインは進化し続ける分野であるため、最新のトレンドやツールについて常に学び続けることが重要です。
- ネットワークの構築:
- オンラインコミュニティやイベントに参加して、他のデザイナーとのネットワークを構築します。これにより、新しい機会が開かれる可能性があります。
- ポートフォリオの充実:
- 制作したバナーをポートフォリオに追加し、自身のデザイン能力を示すことができます。これはクライアント獲得のための重要なツールとなります。
バナー制作のスキルを独学で身につけることは、個人の表現を豊かにするだけでなく、今後その道に進みキャリアを築くうえでも大きな資産となります。
ぜひ、技術を磨いてさまざまなシーンで役立てるようにしましょう!