こんにちは!ラビです!
デザインを学びたい。
今日はそんな人向けに少しまとめ記事みたいなものを書いてみました。
これは僕が実際にデザイナーになる前、学んでおけばよかったなあと思った内容をまとめてあります。
これからデザイナーを目指す人、社内で広報制作を担当したりする人、そんな人のお役に立てたら幸いです。
そもそもデザインとは?
デザインという言葉を耳にすると、美しいグラフィックや洗練された製品を思い浮かべるかもしれません。
でもデザインの本質はそれだけではありません。
実は日常生活の中で私たちが使うあらゆるものに、デザインが施されているんですね。
ただ物を作るのではなく、その物が人々の生活にどのように役立つかを考える設計手段。僕はそれがデザインだと思っています。
デザイナーになる前に学んでおきたい知識
では実際にデザイナーになるにはどんな知識が必要でしょうか?
色彩理論、図形のバランス、フォントの使用法など、デザインに必要な知識や技術はかなり広範囲です。
ですが、基礎をしっかりと学ぶことで、より効果的なデザインを作成する能力が身につきます。
ここでは簡単にその基礎となる項目をいくつかお伝えしましょう。
デザインの4原則
まずは誰もが通るデザインの4原則から。
これをデザインに活用することで、スッとおしゃれに見えてしまうとても大事な要素です。
近接
近接の原則は、関連する要素を物理的に近づけることで、視覚的にまとまりをもたせるデザイン手法です。
この技法により、情報の整理が促され、ユーザーが内容を理解しやすくなります。
整列
整列は、テキストや画像をきちんと揃えることで、全体のデザインに統一感をもたらします。整然と配置された要素は、プロっぽい印象を与え、情報の見やすさも向上します。
強弱
デザインにおける強弱は、特定の要素に視覚的な調整をほどこし、注目されるべき点を明確にします。
色、サイズなどの変化を利用して、視覚的な違いを引き出します。
反復
反復を用いることで、一貫性と認識のしやすさが増します。
同じ要素やスタイルを繰り返すことにより、視覚的なリズムを生み出し、デザインを通じて強い印象を与えることができます。
以上がデザインの4原則です。
細かい技術を言うと色々出てくるので今回は割愛しますが、手元の紙に書くとかでもいいので、手を動かすと身につきやすいですよ。
配色
次は配色について。
色の属性(RGB)
RGBとは、レッド(赤)、グリーン(綠)、ブルー(青)の三原色を指し、これらの色の組み合わせによって様々な色が作り出されます。
webデザインなんかは、この色のバランスを調整することで、画面上で見た時の印象を大きく変えることができます。
色相環
色相環はカラーホイールとも言って、色の関係を理解するのに役立つツールです。
色彩の並びを円形に表示して、異なる色がどのように隣接または対照的であるかを示します。
この理解を深めることで、色の組み合わせがより効果的になります。
色の分類
色は無彩色と有彩色という2つに大きく分類できます。
いわゆるモノトーンが無彩色、有彩色は赤青黄など色味のある色のことを指します。
そのほか暖色、寒色という言葉を聞いたことはありませんか?
使う色味によって暖かく見えたり、冷たく見えたりするものですね。
こういった様々な要素を持って、色は分類されています。
配色ルール
また、デザインにおいて色を選ぶ際には、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーという三つのカテゴリーに分けて考えると良いでしょう。
ベースカラーは背景に使われることが多く、メインカラーはデザインの主要部分を形成し、アクセントカラーは強調やアクセントに使用します。
割合としてベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%で配色をするとバランスが良く見えます。
色の対比(明度、彩度、色相、補色)
さっきの色相環とも関連が深いですが、色の対比を上手に利用することで、デザインにアクセントをもたらすことができます。明度、彩度、色相の違いを利用したり、補色としての効果を使うことで、目を引くビジュアルを作成することが可能です。
比率
次はレイアウトや画像のサイズ感を決めるときに役立つ比率のルールです。
黄金比
黄金比は古代から美の理想とされる比率で、約1:1.618の比です。この比率をデザインに取り入れることで、自然と心地よいバランスが生まれ、視覚的にも美しく感じられます。
世の中の多くのデザインにこの比率は用いられていますよ。
色々とサイズを測ってみるのも面白いかもしれませんね。
白銀比
白銀比は約1:1.414の比率で、黄金比ほど広く知られてはいませんが、同様にデザインで利用されることがあります。この比率を用いることで、落ち着いた印象のデザインを創出することができます。
まずは手を動かしてやってみよう
さて、ざっくりと概要をお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?
デザインは学ぶだけではなく、実際に手を動かしてみることが一番の近道です。初めは小さなプロジェクトから始めて、徐々に自分のスキルを磨いていくことが重要です。
間違いを恐れずに、様々な技術やスタイルを試しながら、自分だけのデザインを創り上げてみましょう!